運痴よ死ぬな!

運動音痴は何かとつらいこと多い。つらい時期を振り返って、今どう生きているかを書いてみる。

体育といじめと孤独。

いじめられていたという自覚はない。
でも、聞こえるように悪口を言われていたことがある。


サッカーのとき、面と向かって死ねといってきた男子は
面と向かって言う分、まだまっすぐだったのかもしれない。


他の子たちに聞こえよがしに私がいるとリレー負けるという話をされて
負けた結果、連帯責任で同じチームみんながグランド何周かの罰を与えられ
迷惑していると言われていた時。


私がいることで一年間、負けっぱなしで
ずっと罰が続くのが迷惑だとチームみんなに集まって言われているのが、
無視できたらよかったんだけど、


小学1年生から3年生まで同じ担任で、同じ要領でチームを分けられていたから
言う側も毎年毎年私のせいでグランド何周も走らされて
つらかったのかもしれないけれども、


その日、私の虫の居所も悪かったのか、じゃあ死んだるわ!ってなって
ちょっと危ない行為に及んだ。


サッカーで面と向かって死ねって言ってきた男子が、走って止めにきて
聞こえよがしに私がいたら負けると言っていた子は先生を呼びに行ったね。


「先生!西海さんが危ないことしてますっ!!」


駆けつけてきた先生、別に死んでもない私、びっくりしているサッカー男子。。。


そのまま、先生は私の腕をつかんで職員室に行った。
入り口で立たされたまま、担任は校長に相談してた。


校長には「なんで危ないことをしたんですか」って責め口調で聞かれた。
担任は黙って親を呼んでいた。
私は何も答えれなかった。私は危ないことをした悪者で、
悪口を言っていた方はそれを止めたり、先生に報告したという意味で
先生の味方だという扱いだった。


そのまま何も答えなかったから、そんなあとの生徒と話したい先生もなく
下校時間まで保健室でひとり休まされて


もう帰れって言われたから、ひとりで2kmの通学路をで歩いて家に帰った。


家では何も聞かれなかった。
母は何もなかった体だった。
父親が怒鳴りつけてこなかったところを見ると、母は何も言ってないんだなと思った。


 
つづく