運痴よ死ぬな!

運動音痴は何かとつらいこと多い。つらい時期を振り返って、今どう生きているかを書いてみる。

リスペクト。

ここのところ、ろくなことがなくて、すっかり元気をなくしていたことを
我ながら情けなく思う。


自分のすごいところは、強靭な精神力と柔軟な発想力で、なけなしの体力を温存し、出すしかないときは後先考えて、自分が損をしてでも衝突だけは絶対避けるコントロール能力だと思っているから簡単に元気をなくしてはいけない。元気があれば何でもできるのだ。


さて。


私には二人の息子がいる。
一人は小学生、中学生、高校生と全国大会に個人競技で出場したスポーツ選手だ。
そして、もう一人は言葉を話せず、生活全般にの介助の必要な車いすの障害児である。
我ながら取っ散らかった人生だけれども。


そして、私は父にはダメな子、母にはイヤな子といわれて育った。
ときどきグーパンチで殴られ、必要以上に倹約するおかしな家庭で育った。
マジで書くことにネタは尽きない。


これといって得意なこともないけど、体育と掃除以外はそんなに苦手なこともない。
誰にも負けない何かはないけども、それをとても悪いことのように思って育ってきた。
苦手なことばかりに注目してなじられて育ってきたから、自分でもダメな自分だと思っていた。


どこかまでは。


でも、50歳の現在、某レジェンド野球人のイチ〇ーより髪は黒いですし、某レジェンドレスラーの吉田沙保〇と違って、子供も産み育てましたし、レジェンド柔道家の井上康〇より上手に毛筆書けますし、つまらない事務員としての仕事は彼らより上手だと思います。


そういうこと。誰かが世界一得意なことと自分がそれをできないことを照らし合わせて自分の「できない」を集めて生きていたら元気なんかでません。


別に知り合いでも何でもない人に心の中でマウントをとって何が悪いよw
世の中中の人たちにすごいすごい言われる人とこっそり自分の得意なことを比べて
自分のことすごいって思ったらいいと思う。


いっつもリスペクトされてる人たちもリスペクトに飽きてるかもよ。
どの面からみてもいい人でないとダメって感じの昨今が面倒くさい。


まず自分をリスペクトしよう。
そのためにリスペクトされてる人を利用しよう。


世界一になる人はすごい。
でも、世界一になる気配もないのに続けられる人だってすごいと思う。