運痴よ死ぬな!

運動音痴は何かとつらいこと多い。つらい時期を振り返って、今どう生きているかを書いてみる。

運痴よ死ぬな!の新着ブログ記事

  • 「お父さんの予定」

    父親は自分の予定と違うことがとても不快に感じる人だった。 「お父さんの予定にない」という理由でいろんなことをあきらめさせられたし 自分のしたいことや得意なこととは全然違うことを求められて子供時代を過ごした。 そもそも私が男に生まれなかったことが「お父さんの予定にない」」ことだったのだろうと思う。 ... 続きをみる

  • リスペクト。

    ここのところ、ろくなことがなくて、すっかり元気をなくしていたことを 我ながら情けなく思う。 自分のすごいところは、強靭な精神力と柔軟な発想力で、なけなしの体力を温存し、出すしかないときは後先考えて、自分が損をしてでも衝突だけは絶対避けるコントロール能力だと思っているから簡単に元気をなくしてはいけな... 続きをみる

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  • 体育といじめと孤独の続き。

    さて、つづきです。 いずれには書こうと思っていますが、父が大変面倒くさい人なので 母が黙っていてくれたことはとても助かった。 危ない行為に及んだとはいえ、外傷はないので何もなかったのと同じ。 翌日はいつもと同じように起床して、いつもと同じように登校した。 いつもと同じように体育の授業もあったけど、... 続きをみる

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  • 体育といじめと孤独。

    いじめられていたという自覚はない。 でも、聞こえるように悪口を言われていたことがある。 サッカーのとき、面と向かって死ねといってきた男子は 面と向かって言う分、まだまっすぐだったのかもしれない。 他の子たちに聞こえよがしに私がいるとリレー負けるという話をされて 負けた結果、連帯責任で同じチームみん... 続きをみる

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  • 全員、犬より遅い。

    足が遅いせいで連日嫌な思いをしていた小学3年生のある日、 近所の犬が逃げたことがあった。 ちょっと黒っぽい柴犬みたいな雑種の子犬、その名もゴロ。 いつもワンワン吠えまくって、全然飼い主の言うことなんか聞かない子だった。 遊ぼうと思って子供たちがそばによっても、喜びすぎているのかひどく吠えて 鎖がち... 続きをみる

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  • マイノリティ。

    マイノリティが権利を主張する昨今。 心が男なのに体が女だとか、 男なのに男が好きとか そういう方々が自分たちが少数側として不便しているとか 公平に取り扱われてないとかという主張をしている。 人類全体のどのぐらいの割合でそういう方々がいるのかわからないが、 運動ができなくて苦しんでいる人よりもたくさ... 続きをみる

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  • 迷惑をかけること。

    人に迷惑かけるな。。。 体育の時間、私にとっては人の迷惑になり続ける時間だった。 死ねって言われちゃったこともある。 大人になった今なら、足が遅いくらいでいちいち死ななくちゃいけないんなら 死ねって言ってくるやつこそバカの罪で死ねって思えるんだけど、 当時は本当に申し訳なくて、あ、違う、自分が情け... 続きをみる

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  • ボーリングむずい。

    大人になるまでボーリングに行ったことがなかった。 18歳の夏、初めてやったアルバイト先のみんなで ある日急にボーリングに行こうってことになった。 アルバイト先はカレー屋さん。 インドから来てナンをやいてくれるおじさん、 同じくインドから来てお店でインドの歌を歌って雰囲気を出してくれるおじさん、 そ... 続きをみる

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  • ボール友達ではない。その2

    ボールは友達だと豪語する某少年マンガの有名キャプテンTのおかげで 現実の世界で活躍する選手がいるというのは 大変すばらしいこととお喜び申し上げます。 しかーし、残念なことにここにボールと友達になれないばっかりに ボールじゃない友達ができがたい、なんならボールきっかけで友達がなくなる もしくはこっち... 続きをみる

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  • やればできる人もいるけど、

    やればできる人もいるけど、 やらないでもできちゃう人もいて、 やってみて、できないということが分かることもある。 と今の私は思っている。 でも、なんでか学校ではやればなんでもできるかのような できないのはやってないからだ、努力が足りないという 本当かどうか怪しい教えが横行していた。 そして私もそれ... 続きをみる

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  • チームワークと連帯責任。

    大人は子供だったことがあるはずだ。 しかし、子供はまだ大人になったことがない。 ゆえに、大人は子供の心を配慮できるはずだと思う。 先生はチームの力を平等にしたかっただけなんだろうけども 一番足の速い子と一番足の遅い子をチーム① 二番目に速い子と二番目に遅い子をチーム② 三番目に速いこと三番目に遅い... 続きをみる

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  • ドッヂボール。

    たくさんのできないスポーツがあって、 いろいろなタイミングでやらなくちゃいけないときがある。 今でこそドッヂボールが怖いと声をあげてもよいような雰囲気があるけど 私が小さい頃はまだまだそういう感じじゃなかった。 イヤだけどやらなくちゃいけない。 宿題とかテストとかそういうのより全然やりたくないけど... 続きをみる

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  • 死ねって言われちゃったことがある。

    足が遅いせいで死ねって言われちゃったことがある。 いろいろな要因はあったけど、 つまりは私の足が遅いことと、どうにも運動ができないことが原因だ。 死ねって言われるのに先立って お前がいるとチームが負けるから、 体育の授業に出るなと言われていた。 何度か体育の授業に出ないでやりすごしたけども すぐに... 続きをみる

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  • 鉄棒と羞恥心。

    小さい頃の養育者が総祖父母だった私は ちょっと時代錯誤なお子様だった。 曾祖母の話す方言を口伝に聞いて育っていたせいで 私はとても方言が激しいお子様だった。 方言が激しいだけならよかったが、 その方言が古い方言なせいで、 ときどき保育士さんと言葉が通じず 迎えに来た母は保育士さんに方言の意味を確認... 続きをみる

  • 跳ぶ。

    走る跳ぶ投げる。 走る話にも続きがあるんだけども、 いったん置いといて。 跳ぶ話を書きます。 小学一年生の担任に匙を投げられたとこないだ書いたのですが、 匙を投げられるに至るまでのお話です。 私が通っていた小学校では、毎年冬になると 「縄跳び大会」というのが開催されていました。 その縄跳び大会に向... 続きをみる

  • 不健全な肉体に宿る不健全な心

    私にとって春は寒い。 寒いくせに薄手の服を強制される質の悪い季節だ。 春が嫌いだということを大人になってから気づいた。 ちょっと走ると疲れてしまう。 体育の時間、準備運動と称して たった2周、グランドを走っただけで疲れてしまう。 「3歳までは家で育てたほうがいい」なんていうのは嘘だ。 父と母は働い... 続きをみる

  • 体が小さい。

    小さい時から体が小さくて 何かと困る。 小学5年時で147cm39kgまでに育ったけれども それまでもそれからも、学年の中では一番小さい人だった。 ちなみに小学5年生のこの体格は大人になっても変わらず。 今どきは太っている子が特別な検診の対象になるらしいが どうかどうか、小さい方にも目を向けてほし... 続きをみる

  • 走る その1

    これもまた年少の時の思い出。 今度は運動会当日のこと。 それまでも運動会はあったはずなのだけど、自分の記憶にある限り 初めてトラックを走ることになったのがこの時。 スタート地点から半周走ってゴールすることを先生は説明したはずだ。 それを全く理解できなかった私は、スタート地点からトラック内を横切って... 続きをみる

  • ボールは友達ではない その1

    年少の秋の運動会に披露するお遊戯のために配られたそのボールはオレンジ色だった。 お遊戯室や園庭で体を使った遊びを得意としなかった私は、自由時間に友達と奪い合って使わなくてはならないボールに興味がなかったし、自分所有のボールなど全くほしくなかった。 しかし、私の気持ちなどお構いなしに配られたそのボー... 続きをみる