運痴よ死ぬな!

運動音痴は何かとつらいこと多い。つらい時期を振り返って、今どう生きているかを書いてみる。

跳ぶ。

走る跳ぶ投げる。


走る話にも続きがあるんだけども、
いったん置いといて。


跳ぶ話を書きます。


小学一年生の担任に匙を投げられたとこないだ書いたのですが、
匙を投げられるに至るまでのお話です。


私が通っていた小学校では、毎年冬になると
「縄跳び大会」というのが開催されていました。


その縄跳び大会に向けて、二学期の初めになると
縄跳びカードというものが配られました。


そのカードには前跳びから始まって、
後ろ跳び、前駆け足跳び、後ろ駆け足跳び
前あや跳び、後ろあや跳び
前交差跳び、後ろ交差跳び
前二十跳び、後ろ二十跳び
前二十駆け足跳び、後ろ二十駆け足跳び・・・・


という風にどこまで進んだかをチェックするリストになっていて、
縄跳び大会までにどこまで進んだかをクラスごとに競い合ったりするのです。


で、私は体育の時間に渡されるまで縄跳びをしたことがありませんでした。
他の子たちがどうだったのかわかりませんが、
渡された最初から上手に跳べる子も半分ぐらいは居たんじゃないかと思います。
その時間内にほとんどの子が跳べるようになったと思います。


なにぶんにも、その時間内に跳べなかった自分のことでいっぱいいっぱい
だったから、本当にあやふやな記憶ですけども。


先生は時間内に跳べない私を跳べるようにしてやろうと、
他の子たちを半ば自習のようにさせておいて
私一人につききりで、いろいろな指示を与えたと思うのですが


手足の動きはバラバラで、それ以前に縄が当たるのが怖くて
跳ぼうとできないのです。


すごーいゆっくり自分の前に回した縄が、床をひきずって完全に止まったのをみて
そーっと跨ぐような縄跳び。


縄を回そうとすると、跳べなくて自分の足に当たる。
跳ぼうとすると縄は回らないw


全然跳べるようにならないまま、縄跳び大会を迎えることになりました。
クラスが何位だったか覚えはありませんが、自分がダントツに足をひっぱっていたこと
だけは鮮明に覚えています。